「ジョン・バージャーと4つの季節」オンライン試写のご案内
本案内をご覧頂きありがとうございます。金聖源(きむそんうぉん / Sungwon Kim)と申します。
この度、わたしが代表を務める文化翻訳プロジェクト “BABELO (バベロ) “ は、2025年5月24日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムにて「ジョン・バージャーと4つの季節」(原題 : The Sesons in Quincy : Four portraits of John Berger)を上映致します。
2024年5月出版の「第七の男」をはじめ、「批評の『風景』」「画家たちの『肖像』」などの翻訳出版により再評価の高まる英国の小説家/美術批評家/詩人 ジョン・バージャーの晩年の姿に、女優のティルダ・スウィントンが迫ったドキュメンタリー映画です。第66回ベルリン国際映画際に正式出品され、製作はデレク・ジャーマン・ラボが担当しました。
「第七の男」の翻訳を企画・担当したわたしは、本映像作品がジョン・バージャーの作家性を理解する上で重要な役割を果たすと感じ、2023年より自主的に権利取得と日本語字幕の制作を進めてまいりました。
劇場公開に先立ち、多くの方々に本作品を届けたい想いからメディア・識者の方々へのオンライン試写をご案内しております。どうぞ以下よりご鑑賞ください。
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(パスワード:7CT9lURP)
「ジョン・バージャーと4つの季節」
2015|イギリス|英語|90分|16:9|5.1 サウンド|
原題:The Seasons in Quincy: Four Portraits of John Berger
配給:BABELO 宣伝協力:Rhino 後援:ブリティッシュ・カウンシル
製作:デレク・ジャーマン・ラボ 、ピッツバーグ大学
<Intorduction | ストーリー>
本作は4つの短編映像で構成されています。
1.”聞き方” (Ways of Listening)
雪深い冬のカンシーで、ティルダ・スウィントンがジョン・バージャーを訪ねます。キッチンでの何気ない会話を通じて、詩や絵、記憶や歴史について語り合い、世代を超え受け継がれる価値観を見つめ直します。
2. “春” (Spring)
人は動物をどのように見ているのか。バージャーの著作をもとに、その問いが紡がれます。アルプスの自然の中で、亡き妻への想いと重なるように「人と動物」「生と死」について静かに考察が深まります。
3. “政治の歌” (A Song of Politics)
若きアーティストたちがバージャーのもとを訪れ、社会にとってアートが果たす役割を語り合います。混迷する時代のなかで、私たちは何をどう伝えればよいのか。ジョンの言葉が新たな対話のきっかけとなります。
4. “収穫” (Harvest)
ティルダは子どもたちを連れバージャーのもとを訪れます。ジョンの息子が暮らすカンシーで、絵を描き、土に触れながら“いま”を生きることを再考します。世代を超えた時間のなかで、わたしたちが受け継いでいくべきものの本質が浮かび上がります。
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それではどうぞ作品をお楽しみください。
ご不明点につきましては、以下問い合わせ先までお気軽にご連絡くださいませ。
何卒よろしくお願い致します。
BABELO (バベロ)金聖源
問い合わせ : contact@babelo.co